salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起 LIVE TOUR 2015 ~WITH~ 5大ドームレポ partⅣ

 続きいきます。

“どうして君を好きになってしまったんだろう”

 びっくりしましたよね。この曲を歌うとは。今回のライブでの過去曲は「走馬灯仕様」だったように思います。ソウルでの“Catch Me”コンでは過去曲コーナーみたいなものがあって、ひととき思い出に浸るような構造になっていましたが、“WITH”コンはそれとは違う過去曲の観せ方をしていました。

 最新曲の谷間にふと過去の残像が立ち現れるかのようにこの曲が始まったときには鳥肌モノでしたよね。そしてふたりの歌声に聴き入るうちに、ああこれがいまの東方神起の“どうして~”なんだ、こうやってこの歌は生き延びることができたんだと実感が湧いてくるという。

 リアルタイムで聴いていたとき、実はあまりこの曲は好きではなかったんです。私は元々SMP命!の人間なので、上昇気流に乗っていた当時の東方神起が、ここ一番という時にバラードで勝負するのは納得いかなかったんですよね。結局、この曲が世間では一番認知された曲となりましたし、「韓国のボーイズグループ」というものを語るとき、白いスーツを着た五人組がイメージされるようになったのは、この時の彼らのビジュアルが原型になったのではないかとも思っています。

 そんなこんなで素直に受け入れられなかった“どうして~”ですが、今回あらためてふたりの歌声で聴いてみると、ああこんなにいい曲だったのか、だからあれだけ広く受け入れられたのかと、ようやく納得がいったような気がします。

“Chandelier”

 この曲は、“Before U Go”と並んでふたりの歌唱力が見事だった曲です。それだけに、歌詞に「ら抜き言葉」はきつかったですよね。。。ほんと残念です。どうして誰も気づかなかったんだろう。どうだろう←

 あと、今回のアルバムはバラード多めだったと思うのですが、どれもいい曲なんですがちょっと似通った感じの曲が多かったかなと。一枚のアルバムに1曲あれば十分なタイプの曲が3曲も4曲も集まっちゃったような気はしました。

“I just can't quit myself”

 これ、アルバムで聴いたとき、一番ライブでのパフォーマンスが楽しみだった曲なんですよね。いままでにない感じで、ユノも「映画の『ヘアスプレー』を意識した」なんていうものだから、非常に楽しみにしてたんですよ。でも結局、そのトンマナ理解してたのユノだけだったよね、たぶん。いや伝わってましたよ、ユノの一挙手一投足から。これがオールド・アメリカンスタイルで演じるべき曲だってことがね。

 大勢のダンサー、出さなきゃいけない事情はまあわかるんですよ。でもさーもうちょっとちゃんとやらない? またSHINeeを引き合いに出しますけど、彼らのドームコンでも大勢のダンサーが出てくる曲はあったんですよ。でもちゃんと一人ひとりちゃんとした衣装があったし、しっかり芝居もつけてましたよ? わらわら出てきて盆踊りみたいなダンスしてるだけじゃなかったよね。

 あとこれどうなんだと思ったのは、演出家のTweetですよね。「何度もリハさせちゃってごめんね」とか言ってましたけど、ステージに上がるからにはプロですよね。リハさせちゃってごめんねって。お客さんかよ?まあお客さんなんでしょうね。

“Love in the Ice”

 これもよくぞふたりで歌ったなと。ユノがハイパート歌えるということには以前から確信があったので意外ではなかったのですが、チャンミンがミドルパートで声を張るというのはあまり聴いたことがなかったので、なんだか知らない人の声を聴くような不思議さがありました。

“MAXIMUM”

 4/1の東京ドームで観た“MAXIMUM”は“MAXIMUM”史上最高の盛り上がりだったと思いました。もう冒頭の煽りからの熱狂が尋常じゃなかった。あれもう神になった気になったとしても仕方ないですよね。煽るほうも煽られる方も完全にやり過ぎ、最高でした。

“サクラミチ”

 まあ正直、いまでも「10周年記念がこれか…」とは思っていますけどね。でも歌詞が「ふたり」のことを歌った曲だと気づいてからは、少し違って聴こえるようになりました。この曲、バラードですけど実際にライブで聴くと、意外とアップテンポなんですよね。生バンドの力が活きる曲だと思いました。

 

 とまあひと通り振り返りましたが、ここまで書いておいてあれですけど、私はほんとにSMPが、ユ・ヨンジン先生の曲が好きなんだと改めて強く認識したライブでしたよ。

 もういい加減終わりにしろよとも思うのですが、書いているそばから色々と漏れに気づいたので、次はその辺拾っていきますね(長い