salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~ レポ PartⅣ

ではお気に入り楽曲の続きを。

 

“Before U Go”

日本語verが歌われました。韓国での活動時は演出が迷走していたせいか不完全燃焼に終わった感のあるBUGですが、ライブで観ると本当に素晴らしい曲ですね!日本ではいかにもな感じのJ-POP風バラードを歌うことの多い東方神起ですが、いまの二人の硬質な声にはこういうR&B(かつヨンジン節)ナンバーがぴったりなんじゃないかな。初期の東方神起にはかなり老成した感じのR&Bバラードが多いのですが、ようやく年相応(といってもまだ20代半ばですが)になったような気がします。いまこういう感じの曲をあんなにセクシーに魅せられる人たちは、日本にも韓国にもいないのではないでしょうか。ちなみに日本の楽曲では“Back to Tomorrow”が二人の持ち味をよく活かした曲だと思います。が、ライブではちょっと力任せな感じかな。。。

 

“Rusty Nail”(チャンミンソロ)

X JAPANのカバーです。いままでチャンミンはハイパート担当、というか東方神起の雄叫び担当として知られており、過去のソロ曲“WILD SOUL”もやはり高音を活かしたロックナンバーでした。当時はやや力任せな感じの歌い方をしていたと思うのですが、いまではただの雄叫びや高音ではなく、きちんとコントロールされた歌い方をしていて余裕すら感じられ、メロディアスなへヴィメタルにうまく乗っていたと思います。しかもなんと原曲よりも高いキーで歌っていたようで、X JAPANのファンの方からも評判がよかったようですね。

 

“Break Out!”

自分的には、この曲がこのライブのクライマックスだったと思います。ファンにとってはもはや幻になりかかっていたこの曲が、こんな最高のクオリティで初披露になるとは…感無量です。イントロが聴こえた瞬間、この2年半のあれこれが走馬灯のように駆け巡り、あれ私死ぬの?と思いかけましたが、チャンミンのピッタ~とした衣装があまりにも萌えでこの世に戻ってきました。アップテンポのナンバーにも関わらずMVではほとんどダンスがなく、一体どんなパフォーマンスになるかと思いましたが、高度なロボットダンスを交えた群舞で圧倒されました。ダンサー出身のユノならいざしらず、チャンミンにとってはかなりのチャレンジだったかと思います。でもですね、一番ダンスが目を惹いたのは、実はチャンミンだったのですよ、プロのダンサーさんに大勢囲まれているにも関わらず、です。きっとこれで精魂尽き果てたのでしょうね、次の“Easy Mind”でリフトに乗って上っていくチャンミンは、ぐったりとうなだれていてそれもまた萌え(自分の性癖がつらい)

 

“High Time”

個人的に大好きでよく聴いていた曲です。シングルですらない過去曲が選ばれたことを意外に感じる方も多かったようですが、タイミング的にうまくはまっていましたよね。

 

“Why” “Rising Sun”

この2曲を二人で演じるようになって一年が経ちますが、見るたびに進化している驚異のSMPです。特に“Rising Sun”は生まれたときからやってるんじゃないかと思うほど身体に染みついている感じがします。“Why”もいずれはそうなるといいな。そうそう、今回はバンド演奏が新鮮でしたね。

 

さて、この二人が活動を再開するとなったとき、ユノはチャンミンに比べて歌が、チャンミンはユノに比べてダンスが不安視されていました。二人なので、粒がそろわないと目立ちますからね。でもライブを観ていて、少なくともユノはもう、歌ではチャンミンには勝てないとか思ってないんじゃないかというふうに感じました。もうそういうものに心が囚われていないな、と。できればチャンミンにも、これからはダンスではユノにはかなわないなんて思ってほしくないですね。現に“Break Out!”ではあれだけ輝いていたわけですし。最後に重い話でアレですが、いずれ彼らは順次兵役に行くわけですよね。おそらく年齢的にユノが先でしょう。そのとき、残されたチャンミンがたった一人で東方神起を名乗る日を、楽しみにできるくらいになってくれればと思います。

 

以上、gdgdですがレポでした。