salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~ レポ PartⅢ

さて、お次は印象に残った楽曲と各メンバーの見所ということで。

 

…とその前に、ネガティブ要素を出し切っておきますねw これまでにもイベントライブなどで“Rising Sun”や“時ヲ止メテ”“The Way U are”など、過去曲を二人で蘇らせ、その都度新しい息吹を吹き込んでくれたことは、単純にうれしかったし、素直に感動を覚えました。はっきりいって、“Rising Sun”はいまのほうが精度が高いとすら感じています。が、ですね…やっぱりイマイチな曲というのもあると思うんですね。私にとってはそれが、あろうことか“呪文”と“Summer Dream”でした。

 

最近公開されたSHINeeの“Sherlock”MVをご覧になった方は多いかと思いますが、あれは「5人である」ということを最大限に活かしたパフォーマンスですよね。“呪文”も同じなのです。いくらアレンジしても、あれをバージョンアップさせるのは至難の業だと思います。イベントライブではメドレーの一部として演じられていた“呪文”ですが、東方神起の命ともいえるSMPの代表曲が、余興のように流されていくのを見るのは正直なんだかせつなかったです。SMPの過去曲を復活させるなら、“Rising Sun”レベルのバージョンアップを期待したいところです。また、“Summer Dream”ではユノが宙返りに失敗して膝を着くというアクシデントがあったようです。二人で全てをこなさなければならないいまとなっては、ケガによるリスクの大きさはこれまでの比ではありません。「Goユノ!Goユノ!」の掛け声すらないサマドリで、ケガのリスクを冒してまで宙返りをしなければならない意味が正直見出せないんですよね…

 

とまあ出し切りましたので、お気に入りの楽曲にいきたいと思います^^ 一応、演目に沿った順番でいきますね。

 

“I Think U Know”

これまでの東方神起にはなかったクラブ調の楽曲で、ファンの間でも人気の高い曲だと思います。この曲に関しては、とにかくユノが素晴らしかったですね。昇降するエレベーターの中でもファンがひやひやするぐらい振り切ったダンスもさることながら、てっきりエフェクトかけるだろうと思っていたあの歌い方がまんま地声で再現されるとはw あのおかしな歌い方は、おそらく“Purple Line”から始まったものだと思うのですが、“Why” “Superstar”を経て、この“ITUK”でついに完成形に至ったのではないかと。この歌い方でユノの右に出る者はいるまい(真似する人がいるかどうかは別として)

 

“Honey Funny Bunny”(ユノソロ)

はい、ドーン。初日はほとんどこの曲に持っていかれたといっても過言ではないでしょう。このパフォーマンスのR18ぶりが、私の中で3rdコンの“Ride on”を超えました^^^^^^ しかし5回も観ていると、次第に腰グラインド×3よりも、両手を頭に当てるウサちゃんポーズのほうがエロいんじゃないかと思えてくるから不思議ですね(こんなウサギがいていいのかという意味での)…という部分を差し引いても、非常にエレガントで完成されたパフォーマンスだったと思います。あと、ユノって実は、立ったまま歌っているときよりも、踊りながら歌っているときのほうが上手くない?って思いました。かつて安室奈美恵が「私より歌が上手い人もダンスが上手い人もいるけど、ダンスしながら歌うのは誰よりも自信がある」というようなことを言っていたと思いますが、ユノもそういうところを目指せばいいのではないのかな。

 

なんか散々ユノのこと書いておいてなんですが、今回あまりユノ個人の際立った印象ってないんですよね。というのも、ユノはこのライブ全体を掌握しているような印象を受けたからです。演出家目線というか。実際、そろそろそういう機会があってもいいのかもしれませんね。

 

長くなったので、いったんここで切ります。

(次の記事に続く)