東方神起 LIVE TOUR 2012 ～TONE～ レポ PartⅡ

それでは各公演の感想ということで、まずは初日1/18の横浜アリーナ。

いきなり言いにくいことを言ってしまいますが、正直OP～3曲目くらいまでもうダメなんじゃないかと思いましたね。もうOP映像がしょぼすぎて…あまりのショックで凍り付いてしまい、3曲目が終わってMCが始まるまで呆然自失としておりました。あの二人を追いかけてくるカラーブロックみたいなのは一体何を象徴してるんですか！ざわざわ…みたいな。どうやら2/18の新潟公演から差し替わったらしく、だいぶグレードアップしていましたが、いったいあの映像はホントなんだったのだろうか…

と、しょっぱなからテンション下がることを書いてしまいましたが、そんなわけで初日は「うわ～まだまだだな。これから相当頑張らないとな…」というのが正直な感想でした。活動再開後、新たにファンも増えているようで会場内は盛り上がっていましたが、いやいや、これが東方神起だと思ってもらったら困る…という思いでしたね。

で、二日目の1/19横浜アリーナ。この日はさすがにこちらも心の準備ができていますし、メンバーたちもペースがつかめていたようで、初日よりもぐっと見やすくなりました。あと、初日は座席がステージ下手に非常に近い位置で、例のプロジェクションマッピングによる演出が、いまいちよくわからなかったのです。二日目はステージ正面の着席指定席だったので、ライブ全体を見渡すことができたのがとてもよかったです。

そして2月いっぱいはTL上で地方公演のレポを読みながら、どんどん充実していく内容にわくわくしておりました。TL上のレポというのはMCに関するものが多くなりがちなのですが、それを見ていると、いつのまにかユノとチャンミンの役割が逆転してしまった様子が見て取れました。いままでは、どちらかというとぽやぽやしたユノにチャンミンが鋭くツッコミ、というパターンでしたが、埼玉で見たときにはチャンミンの話が収拾つかなくなって、ユノが「ボロボロだな」とツッコむ場面も（そして会場が心の中で「お前もな！」とツッコむ）。映画撮影での経験が活きているのか、いまチャンミンのなかで爆発的に日本語の語彙力向上中で、かえってとっちらかってしまうのかもしれないですね。

で、3/17のさいたまスーパーアリーナ。この日はアリーナDだったのですが、ステージがまっったく見えないｗ　今回3万人以上を収容できるスタジアムモードだったということで、さもありなんという感じではありますが、それにしてもちょっと…むしろこれがほんとの見切れ席なんじゃないかと思いましたね。とはいえ、そんな状態でもライブが非常にこなれてグレードアップしているのは十分に伝わりました。まさに東方神起のライブが戻ってきた！という感じ。

さいたま二日目の3/18は、いまのところ自分が観たかぎりでは最高の出来だったと思います。この日はカシオペア（韓国のファンクラブ）のツアーが組まれていたようで、相当気合が入っていたのでしょう。自分自身も座席が200レベルの3列目という良席だったこともあり、心から堪能することができました。

そしてアリーナオーラスの3/20、この日は取材が入っていたためか、うまくまとまっていた分、ちょっと大人しいかな？という印象も受けました。ファンの間では前日のカシオペア効果を評価する声もｗ　ちなみにこの日の座席はは500レベルの天上桟敷。立って応援するのが恐怖でしかないｗｗｗ（でも皆さん果敢に立ち上がってましたね）17日にはかなりつらかったスタジアムモードの会場でしたが、500レベルから見渡すレッドオーシャンはやはり圧巻でした。メンバーたちも、パワーや“気”（チャンミン談）をがっつりと受け止めたようです。

ちょっと思ったのは、この3万人超収容のスタジアムモードでの公演には、ドームへ向けての予行演習の意味もあったのかな？ということですね。500レベルの天上桟敷まで彼らのパワーはしっかり届いてきたので、次回4万人超の東京ドーム公演も、大いに期待したいところです。

次は印象に残った楽曲を中心に、ユノとチャンミンそれぞれの見所について語りたいと思います。

（次の記事へ続く）