salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~ レポ PartⅠ

IUとSHINeeに沸き立つK-POP界隈ですが、トンペンとしては、アリーナツアーが終わったところでひとつライブレポを残しておくのが矜持であろう…ということで、横浜と埼玉まとめてですが、書いておこうと思います。

 

参加したライブは1/18・19@横浜アリーナ、3/17・18・20@さいたまスーパーアリーナです。個別の感想は後にして、まずは全体を4thコン「The Secret Code Tour」との比較を中心にざっくりと。

 

まず、4thコンとの一番の違いですが、何といっても演者の人数が違います。そのせいか、移動の負担を考慮してだとは思うのですが、花道がだいぶ短くなっていました。4thコンのときはY字に長く伸びていた花道が今回はT字で、普通のサブステージのような感じでした。そのかわり、今回は「高さ」を出した演出が多かったように思います。エレベーターに乗ったりリフトで移動したりステージ自体が階段状に上下したりというのはいままでにない試みでした。MCを前半・後半各15分ほどたっぷりと取ったのも、客席との距離を感じさせない工夫だったと思います。

 

それから今回目立ったのが、今はやりのプロジェクションマッピングを使った演出でした。特に“Maximum”では3Dマッピングを採用しており、番傘を使ったキル・ビル風ジャパネスクなパフォーマンスが行われました。“I don’t Know”ではビヨンセや早乙女太一が行ったものに近い形だったと思います。実はこれに近いものを東方神起は09年の4thコン“呪文”ですでに試みています。そのときはプロジェクションを利用して早着替え風の演出を見せるというシンプルなものでしたが、技術の進歩もあり、今回かなりグレードアップしたのではないでしょうか。ただし、“Maximum”も“I don’t Know”もオリジナルの振り付けがファンから非常に愛されているので、それが見られなくて残念だった方も多かったようです…

 

そして今回、トンペンにはおなじみのバックダンサー、TOHOダンサーズが数名の続投メンバーを除き、一新されました。韓国での5集活動ではBeatBurgerというSMエンタ所属のダンスチームが1年間にわたり東方神起をサポートしており、ユノやチャンミンとの仲の良さや、そのガチムチなビジュアルも相俟ってファンから人気を集めていました。…というような経緯もあって、正直、最初に新しいTOHOダンサーズを見たときは、ちょっと線が細いような印象を受けました。が、ユノのソロ曲“Honey Funny Bunny”では各ダンサーが個人技をキメつつうまく主役を引き立てていましたし、“Break Out!”では圧巻の群舞で、バックダンサーとしてとてもスマートで洗練されたチームになっていたと思います。

 

バンドメンバーは前回から続投、今回はメンバー紹介タイムに公式グッズを紹介しながらの演奏をしたり、アンコールのときに一緒にペンライトを振ったりと、ファンと一緒にライブを盛り上げようという心遣いが随所に感じられました。

 

あと、今回特筆すべきなのが、衣装サイコー!!!ということですね。これはこれまであまりなかったことだと思いますw 韓国での衣装は、いいときはいいのですが、大体謎の蝶ネクタイとか、謎の羽みたいな物体とか、謎の襟巻きみたいな物体とかが付いていて、日本人の感覚で見ると??という感じが多いと思います。今回はシンプルながら凝ったつくりのシックな衣装が多く、特に“Telephone”のときに着ていたラベンダー色の衣装は最高に二人の美しさを引き立たせていたように思います。

 

全体の感想はこのくらいにして、お次は各公演の感想にいきます。

次の記事へ続く)