salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~@福岡レポ PartⅡ

それでは印象に残った楽曲について。

 

“Super Star”

すっかりエイネ専用みたいなイメージのこの曲ですが、今回のTIMEコンでは“Fated” “ANDROID”に続くオープニングの3曲目、という重要なポジションでした。が、ですね…正直、さいたまのときにはこの3曲目で会場のテンションが微妙に盛り下がっていたような気がしたんですよね。イントロの時点ですでに「ん?この曲なんだっけ…?」みたいな。そのあと“I don't know” “STILL” “Duet”と『TONE』からの曲が3曲続くので、「なんかTONEコンと同じじゃね?」という感じでダレはじめるのがこの曲からだったのです。…というようなことをデジタルアンケートで送りつけたせいか(ヤメロ)、福岡ではやたらとメリハリあって、一気に盛り上がるポイントにすらなっていたような気がします。

 

“Y3K”

この曲から“Purple Line” “Humanoids”までの流れが本ライブのクライマックスだと思いますが、実はこの曲に対しては期待が高かったぶん、演出に色々と不満があったのです。それがチャンミンの「大志を抱き生きよう~」のパートで、肝心のチャンミンにスポットが当たってない&ステージが徐々に下降している、という部分でした。これ韓国だったら軽く宙吊りくらいはしてるところじゃないですか? たとえるなら“TRIANGLE”のMVにおけるBoAちゃんくらい神々しく魅せてほしいところなのです。福岡ではきちんとスポットが当たっていて、ステージはやはり下降していたようですが(まあ仕方ないけど)、足元からもライティングが当たっていて、TL上で言われていたような“神降臨感”は増したかと思います。

 

で、これだけチャンミンパートのこと言っておいてなんですが、この「大志を~」のパートのとき、それこそユノには全然スポット当たってなくて、暗い中で踊り続けてるんですね。がしかし!そのダンスが!きれっっっきれなんですよ!このパートでチャンミンに釘付けだった皆さんも、また参加する機会があれば、ぜひユノのダンスをチェックしてみてください!

 

“Humanoids”

さいたまのときには“Purple Line”に感動しすぎて気が回りませんでしたが、やはりTIMEコン最大のクライマックスはこの曲ですね。もうユノの気魄が違う。まさに鬼神!今回P席には当選しておらず、というか申込の段階から特にこだわっていなかったのですが、このパフォーマンスを観て、申し込みまくらなかったことを後悔しました。 

 

“One and Only One”

これも実は、期待が高かったぶん、まだまだ満足してない曲なんですよね(こうるさくてすまん)。この曲は曲調やメッセージ性の高さから言って、『TONE』における“Back to Tomorrow”のような位置づけの曲かと思います。“Back to Tomorrow”は声高にアピールこそしなかったものの、時期や歌詞の内容から見て、おそらく東日本大震災に対する復興祈念の歌だったと思います。京セラオーラスのP席で観たときには、チャンミンはバラードであるはずのこの歌を、拳を振り上げながら歌っていました。それを見て「ああ、こんなに力強く歌う歌なのか」と驚いたのを覚えています。

 

では“One and Only One”はどのような歌なのかというと、やはり想起されるのは最近新大久保を中心に多発していた排外デモに代表される反韓の世相です。トンたちは、いやどんなK-POPアイドルもその思いを表に表すようなことは決してしませんが、当然思うところは色々とあるでしょう。そのせいか、この歌の歌詞はアルバムの中で最もきれいごとを並べたてた内容なのにも関わらず、最もむき出しの感情が伝わってくる歌になっていると思います。

 

そのむき出しの感情を、もっとライブでもぶつけてほしいなと。そのくらい力強く歌ってよい歌なのだと思います。

 

長くなったので次の記事へ。

 

PartⅢへ続く