salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起デビュー20周年をいまから考えてみる

2012年12月26日の本日、東方神起は韓国でのデビューから9周年を迎えました。ということはつまり、明日から10年目に突入することになるのですね。これは寿命が5年などと言われる韓国のアイドルグループとしては稀有なことだと思います。先輩グループの神話のように、メンバー各々が別の事務所に属し、個人活動を中心としながらもグループを続けている例はありますが、ひとつの会社のプロジェクトとして続いているアイドルグループで10年目を迎えるのはおそらく東方神起が初めてなのではないでしょうか。

ここにくるまでには色々、そりゃあもう色々あったことはファンでなくても多少はご存知だとは思いますが、トンペンになってから4年半(気がついたらそんなに経ってた…)、めまぐるしい韓国歌謡界の変遷を見るにつけ、トンが10年目を迎えられることがどれほど貴重なことか、噛みしめずにはおれません。

そしてもうひとつ、もしかしたらこれもトンが初になるのでは?と思われることがあります。それはついにトンが、二世代のファンを持つ初のアイドルになるのではないか、ということなのです。

日本では、それこそSMAPのコンサートなどは二世代はおろか三世代のファンが詰め掛けていることも珍しくはありませんが、韓国はそうではないんですよね。アイドルを追っかけているのはほとんどが10代の女の子、それも受験が終わって大学生になると、みなアイドルからは卒業してしまいます。二十歳をすぎてアイドルのファンをやってるというのは、どうも向こうの子たちにはこっぱずかしいことのようなんですね。

日本ではトンペンといえばほんの数年前まではほとんどが40代・50代の女性で、30代の私でも最年少、なんて現場が多々あったものです。しかし、いままで韓国で“おばさんファン”というものに会ったことは自分に限っては一度もありません。ファンサイトでごくまれに「私はおばさんだけど東方神起が好きで…」という書き込みを目にすることはありますが、リアルにその姿を見たことが一度もないんですよね。

が、ここでいう「二世代」というのは別におばさんファンが増えたとか、今回6集活動のターゲットとして狙っていた小学生が増えたとか、そういうことではないんですね。10代の頃から東方神起を応援していたカシオペアたちが20代になり、母親になる人が現れはじめた、ということなのです。サイン会に子連れで来ていたカシオペアが話題になっていたのはトンペンのみなさんには記憶に新しいかと思います。かわいい子どもに目を細めているトンたちの姿に、「そうかその手があったか(でも肝心の子どもが…いやその前にrya)」と思ったトンペンも少なくないでしょう。とにかく、このジャニヲタでいうところの“胎教系”のファンが生まれつつある、というのがここ最近自分的に胸熱なトピックですね。

そこで、この記事のタイトルです。え、来年10周年なのにそこ飛ばしてなんで20周年?と。なぜならばですね、華々しく10周年をお祝いしたあとの数年間は、おそらくふたり揃った東方神起じゃないと思われるからなんですね。すでにチャンミンのソロ活動が増えるなど、ユノ兵役中に向けた地ならしが着々と進んでいるようですが、わかっちゃいるけど寂しいじゃないですか?そこで気持ちを前向きに切り替えて、10周年からさらに10年後、20周年までのトンの活動を勝手に考えたいと思います。

まず心配なのが、せっかく増えたファンの子どもたちが、2、3年の空白などあろうものなら確実にトンのこととか忘れるだろうな、ということですね。その間、トンをアニメ化して見せておいてはどうでしょうね? KARAも日本でアニメになるようですから、できないことではないかと。“Humanoids”の衣装などそのまま戦隊物ができそうな感じだったのでアリなんじゃないでしょうか。というか実物のビジュアルがすでに二次元なんですけどね^^

そして大人のファンはアニメでは物足りないと思うので、3Dホログラムでいまのうちに映像撮りためておいてほしいですね。そう、あのSMエンタとIT企業のコラボ展示会“S.M.ART EXHIBITION”で注目されていたアレです。初音ミクのライブでも使われていましたね。というか“S.M.ART EXHIBITION”自体も日本にきてませんけどマダー?

…とまあふたり揃わない間はこんな感じでつなぐとして、そのあとはどうなるんでしょうね? 20周年のころにはふたりは37歳と35歳になっているわけですが、たぶんきっとまだバリバリに踊れますね?(鬼) 

2009年からドラマ、ソロでのトリビュートライブ参加、ミュージカル、映画など、超絶に多忙なスケジュールのなかで少しずつ、少しずつ活動の幅を広げてきたトンたちですが、ほんとに少しずつだな~というか、思った以上に少しずつだな~というか、これからも少しずつなのかな~とか…最近ちょっと考えてしまいます。どれも貴重な機会で大事な仕事だとわかってはいるんだけど、それって東方神起じゃないとできないことなの?とか。韓国最大のファンクラブと会員数20万人超の日本ファンクラブをもつ人たちでないとできないこと、なんか他にあるんじゃないの?とかついつい思ってしまうんですよね。。。

もちろん、その「東方神起でないとできないこと」のデカイのをこの先2、3年のうちに実行するのが難しいことはわかっています。でも、だからこそですね、10年後にはこうする、20周年にはこうなるっていうのをいまぶち上げてほしいなぁと。それも本人たちの言葉で。思えば来年のドームツアーも、彼はデビュー当時からの夢としてことあるごとに口にしてきました。次の夢も、いまから公言しておいてちょうどいいくらいなんじゃないかと思います。

ユノは“10asia”のインタビューで「転落しても予測のつかないグループになる」と語っていましたが、いまの彼らの姿こそ、まさに9年前は誰一人として予測できなかったものですよね。次の10年もこのレベルで予測がつかないのだとしたらドキドキものですが、心して見届けようと思います。

ともあれデビュー9周年おめでとう!私も予測のつかないトンペンになりますね^^