salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

HBD MAX! partⅡ ~チャンミン聖誕祭~

さて、本日2月18日はチェガン・チャンミン様の聖誕祭当日です。過去曲を中心に振り返った前記事に続き、今回は最近の曲を中心にまとめてみたいと思います。

 

最初はこの曲。“2011 SMTOWN Winter~The Warmest Gift”に収録されている“Sleigh Ride”です。ファンの間では有名なHanakousagiさんによる素敵なFanmade MVです。

 


【FANMADE】 TVXQ's Sleigh Ride MV by Hanakousagi

 

「東方神起とは何か」を突きつめ、ありとあらゆる試行錯誤を繰り返して創り上げた5集“Keep Your Head Down”での活動がひと段落し、すこしリラックスした楽しいムードを運んできてくれたのがこの“Sleigh Ride”でした。前の記事で取り上げた“Upon This Rock”同様、英語の歌ですが、チャンミンの発音の良さが際立っています。あの頃から比べるとずいぶんとこなれた洒脱な雰囲気に仕上がっていますね。ちょっとハリー・コニック Jr.みたいじゃないですか? ぜひクリスマスライブもやってほしいものです。

 

そしてこれ。日本での5thアルバム“TONE”に収録されている“Still”です。正直言うと、日本曲の中でもこのタイプの曲って、あんまり好みではないです。いや、日本人が好きなタイプのメロディーラインで大衆に訴えかけようという狙いはわかっちゃいるんです、でも個人的にはちょっとね^^  が、この曲を聴いていて、ハッとさせられた箇所があったんですよね…

 


[繁中字][Live] Tohoshinki(東方神起) - Still

 

この1:56あたりのチャンミンの“ha ah~” のくだりを聴いて私は思いました。「ちゃーたん、ハスキーボイスになってる!!」と。

 

男の子のハスキーボイスというのは実は結構めずらしいものだと思うのですが、東方神起はかつて、5人中2人がハスキーボイスという非常に稀なグループでした。ふたりになってからの東方神起にはハスキーボイスがおらず、以前はローパートとハイパートを担当していたふたりが互いに声域を広げ、調節し、試行錯誤を重ねて密度の高い歌を生み出しました。製作陣もまた、ふたりの声の持つ“すごく似ているのに正反対”というアンビバレントな魅力を最大化する優れた楽曲を提供しています。

 

そのような過程を経て、かつて私が「金属的」などと感じていたチャンミンの声が、深みと憂いのあるハスキーボイスにまで変貌を遂げたのかと思うと、もうほんと感無量ですよ…

 

そうして新しい声を手に入れた“TONE”以降のチャンミンは、まさに最強様無双です。

 


TVXQ - Destiny

 

いやあ、なんという表現力でしょう…25歳(韓国では数えで26歳)でこんな歌い方をする人がほかにいるでしょうか。

 

最近はクレイジーケンバンド横山剣さんがことあるごとにチャンミンの声を絶賛していますが、その表現がまた秀逸なんですよね。「西城秀樹的なダイナマイト的な感じ、矢沢永吉的な男の色気、R&B的なソウルフルな曲調とヘビーメタル的なハイトーン、そしてパンソリにも通じる恨(ハン)の感じがある。聴くたびに驚きを感じる、パーフェクトで奇跡的なシンガー」ってどんだけやねん。

 

でもまあこの歌を聴くとそれも納得ですよ。ドラマ「田禹治」OSTに収録されたソロ曲“涙のような人 ”を聴いたときには鳥肌が立ちました。

 


Changmin [TVXQ] - 눈물 같은 사람 (A Person Like Tears) [Jeon Woo Chi OST]

 

よく女優の唄う歌を評して「3分間のドラマ」などと言ったりしますが、この歌にもそんな趣がありますね…

 

ちなみにSMエンタの重鎮ユ・ヨンジン先生はいわゆる“SMP”だけではなく“Beautiful Thing”(パク・ヘヒョンとの共作)のように、一編の抒情詩のようなスケール感あふれる曲も書かれる方で、自ら手掛けられた詞も素晴らしいんですよね。そろそろチャンミンにもそういう曲を書いていただけるときが来たのではないでしょうか?ヨンジン先生お願いします…!!!と念じてこの記事を終えることとします。チャンミンお誕生日おめでと~