東方神起 LIVE TOUR 2015 ～WITH～ 5大ドームレポ partⅢ

　では印象に残った曲について。というかイマイチだったのも含めて片っ端からいきますよ。

“Spinning”

　のっけからあれですけど、なぜマーチングバンド出しませんでしたか?!  MVで期待させておきながら？　

　実は私、3月14日にSHINeeの東京ドームコンに行ったのですが、彼らはアンコール曲でオーケストラ入れてたんですよねー　まあ東京だけだったというのもありますが、やって出来ないことじゃなかろうと。個人的には80人だか90人だかのダンサーよりもそっちに力を入れてほしかったですよ。

“Choosey Lover”

　わかっちゃいたけど、すごい人気でしたね。この当時はユノがまだ本当に若かったので（←）、いままで演じられた過去曲の中で、ビジュアル的に一番昔とイメージが違った曲かもしれません。ちなみにこの曲、移動中のブリッジの上で踊っていましたけど、間近で見るとめっちゃこわいですよ。踏み外したら即転落ですよね~

“Believe in U”

　アルバムで聴いていたときも、わりとゆったりとした気分で聴けるバラードで、ライブでもそんな感じで聴いていました。正直歌詞の内容も覚えていないんですが、不思議とユノの「迷えるときは行きたい方へ行こう」というフレーズだけがいつもはっきりくっきりと飛び込んでくるんですよね。ユノの気持ちがそこに強く込められているのか、私の耳が都合のいい言葉を選んでいるのかはわかりませんが。

“No?”

　いい曲ですよね~今回の過去曲の中では、自分はこれが一番好きでした。がしかし…衣装が合ってなかったよね！　このあとAnswer~DIRTとダンスナンバーになるのでそれに合わせた衣装ということで仕方ないといえば仕方ないのですが、あのしっとりした曲調で、衣装がスタジャンで中からTシャツの「TOHO」のロゴが陽気に顔を覗かせてるって、どう見ても合ってないよね！

“Special One” “Why” “Rising Sun”

　なぜこの3曲を並べたかというとですね、曲中にブレイクを入れる演出をしていたという共通点があるからなんですね。私としては、“Special One”と“Why”がイマイチ、“Rising Sun”がexcellent!でした。“Special One”と“Why”は、ブレイクを入れたことで、曲が元々持っているカタルシスがなくなってしまっていたし、“Special One”はファンキーな音作りしてるのに、急にEDMみたいなアレンジが入って不自然でした。

　そこへいくと、“Rising Sun”はすごく洗練されててびっくりしました。さらに驚いたのが、これがソウルで行われた“TISTORY”コンのアレンジだったということですね。韓国版のアレンジというと、どうしてもヘヴィメタ調のイメージが強かったので、かなり意外でうれしい驚きでした。

“Before U Go”

　これ推測なんですけど、多分この曲って、演者側、制作側が思い入れある曲なんじゃないですかね。韓国では“Why”の後続曲としてリリースされた曲ですが、当時の音楽番組での演出は、ありとあらゆる試行錯誤かつ迷走を繰り返していましてね。。。妙にスケスケの衣装を着せてみたり、強風を吹かせてみたり、挙句の果てにはドリフよろしく上から水をぶっかけてみたりと散々でした。

　“TONE”コンのときもすでに素晴らしいパフォーマンスに到達していましたが、今回はモノクロの映像をバックに流したシンプルな演出で、本当にシックでした。完成された曲は、ただシンプルに演じればこんなにも強いのだということが証明されていましたよね。

　おっと、まったく書ききれる気がしなくなってきましたが、まだまだ続くよ~