salt0810の日記

気になるトピックについてつらつらと書いています。

東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~@さいたまレポ PartⅣ

では続きです。

 

“BLINK”

これがまさに「現在」という感じかな。「TONE」ライブにおける“Break Out!”のような位置づけだったと思いますが、これがパフォーマンス的には今回のライブのクライマックスかな、いまのところ。

 

シングルのカップリング曲のときは地味な存在だったこの曲が、アルバムに収録されたとたんに俄然輝きだして、ライブでどのようなパフォーマンスになるのかがすごく楽しみでした。トンたちもリリイベで「ダンスがすごいことになりそう」と言っていましたが、どんな感じになるのか全然予想できなかったんですよね。

 

遠目に見るとチャイナドレスみたいな衣装(ふたりがタイを訪れていたとき、同じような色遣いだった気がする)でくねくね踊る様子がクリオネのようで…いや~予想を上回る素晴らしいパフォーマンスでした。

 

韓国メディアのインタビューでユノが「転落するとしても予想のつかないグループになりたい」ということを言っていましたが、まさにこの道なき道をゆく感じが「現在」の東方神起なんだと思います。

 

“Purple Line”

今回のライブで一番「未来」を感じた曲がこれです。ええ、過去曲ですよ。

 

でもそれこそ「これが西暦3000年の音楽だよ」と言われても何の不思議もないような気がしました。こんな曲は世界のどこにもないと思います。

 

トンのライブには本当に様々な人が訪れるようになりました。若い人が急激に増えたのはもちろん、男性ファンも多様化してきました。女性ファン以上にガチな高校生の男子、一人でマイペースに楽しんでいるおじさま、奥さんや彼女に連れられておそるおそる足を踏み入れた方、色々です。

 

そしてそれ以上に多様化しているのが、例のアレです。ふたりになってからの東方神起しか知らない人、5人時代からのファンでいまはふたりの東方神起を応援する人、5人時代を忘れられない人、どちらかというとJYJファンの人、むしろガチでJYJファンの人(笑)、本当に色々な人がトンのライブに集結しています。

 

その様々な想いを抱いたファンがひとつになって一気に湧きあがったのがこの“Purple Line”だったのではないでしょうか。

 

最近では「SMP」というSMエンタ独自の音楽スタイルもK-POPファンを中心に広く知られるようになりました。でもそれはあくまで「ダンスパフォーマンスを前提とし、転調など独特の展開をする音楽」という部分のみであって、その世界観にまでは触れられないことが多いかと思います。

 

もしかしたらもう知る人も少なくなったのかもしれませんが、“Purple Line”という言葉は、夕焼けに照らされた水平線を意味しています。夕焼けの赤と海の青が混ざって紫に見える水平線が“Purple Line”というわけです。その水平線を越えた先にはきっと理想の世界がある、あのPurple Lineを超えればきっとそこへ行ける、という思いが込められています。

 

この世界と自分の内面は同じものであると捉え、理想を追い求めていく世界観こそが東方神起の「SMP」で、自分はそれを信じて今までついてきたようなところがあります。

 

でもこの世界観を持つ「SMP」は、実は“Purple Line”が最後だったんです。この次にリリースされ5人時代最後のSMPとなった“呪文”、ふたりになってからの“Why” “Catch Me”はすべて恋愛の歌でした。

 

もう「東方神起のSMP」を聴ける日は来ないのだろうか…と諦めていたところにまさかの日本アルバムからすごいの出ました。それがセトリ的には“Purple Line”の1曲前だった“Y3K”です。これがまた日本版SMPといってもいいくらい厨二魂溢れる楽曲で、この流れが「わかってくれてる!ちゃんと思いが届いてる!」と勝手に胸熱になるくらいには鳥肌モノでした。

 

だってすごくないですか?「Y3K XO 次の世界へ gotta go」からの“Purple Line”ですよ?泣くでしょ!!

 

あ~もうずっとこれが言いたくて。やっとすっきりしました。
こうやって「過去」を「未来」に変えることができるのが「現在」の東方神起なのではないかな(まとめてみた)

 

次回の参加は5/25・26の福岡の予定です。久々の遠征なのではっちゃけるつもりですよ!

 

いつも以上にgdgdですが、レポでした。